こんにちは!CEOの臼井です。

さて、今回トンボのお話しです。飛ばないトンボ、デザインのやつ。

今僕は、グラフィックデザイン、ウェブデザイン、映像制作、たまに店舗などのコンセプトワークなど本当に色々なことをやらせてもらっていますが、自分の原点はグラフィックデザインです。

僕は20歳の時に就職活動で、受かった会社をなんとなく辞退してから、ニート→バイト→就職一ヶ月→バイト→ニートみたいな感じで生きていました。
その後25歳まで働いで少しだけ貯めたお金を使って「デザインなら今から出来そうw」の甘い考えのもと独学でグラフィックデザインを始めました。(当然めっちゃ苦労した)

グラフィックデザインをする時、パソコンでアドビ社のイラストレーターというソフトを使うのですが
最初に「トンボ」という枠をデザインするサイズに作ります。

当たり前ですが中身は真っ白、何もありません、
このトンボしかない時がいつも憂鬱で帰りたい、辛さピークです。w

最初グラフィックデザイナーを志した時は、トンボの中身は自己表現の場所でした。
かっこいいものが作れない自分にジレンマをずっと感じて「センスねぇなぁ、おれは」が口癖。
でも、この仕事を続けてもうすぐ18年。色々なクライアントと色々な仕事をたくさんやらせてもらいました。
そして今一番大切にしていることはデザインはクライアントとユーザーがいるということ。

トンボの中の自己表現はではなく、デザインを見た人が楽しく思う、商品が売れる、それが一番。
だから写真撮影も立ち会うし、文章もチェックする。最後はパソコンをいじって作るのですがパソコンじゃない所がとても好き。

今、自己表現で世界一のグラフィックデザイナーにはなれませんが、
クライアントとユーザーに一緒に寄り添って悩んで考える世界一にはなりたいと思っています。

トンボの中身は、パソコンの外にある。アイデア一緒に考えましょう、楽しいから!